T・Yの油画作品
京都府出身 滋賀県在住・・・ 1943年生まれ。28歳から絵を描き始め最盛期は日展入選はじめ 個展や海外での創作活動を行い精力的に活動。絵画教室の講師など後進の育成にも注力していましたが 2022年に体調を崩し筆をおき、現在は療養生活を送っています。
琵琶湖畔にアトリエを構え日々創作活動を行なっていたことから琵琶湖・比良山・伊吹山など 滋賀県の名所を描く作品も多いです。 中でも、栗東にある競走馬養成所にて「馬」や「厩舎」をモチーフに描いた作品は有名な賞も受賞しました。
この作品は私自身が手綱を持つポーズをとって、モチーフとなったため記憶に残っています。100号の大きな作品で、他に比べてとても力を入れて描かれています。馬の優しそうな目と、少し姿勢の悪い人(私がモチーフ・・)がリアルな雰囲気を出してるように思います。
馬を描くようになって以降、縦に雨のようなラインが入るようになりその画法が作者固有のアクセントとなりました。
どこか悲しげな感じもします。
この作品の実物はとても小さいです。20cmくらいでしょうか。
珍しく横にラインが流れています。横にしてみたのでしょう。
同じ場所をモチーフに描いたであろう灯台の作品。おそらく下が1作目で、上がのちに描いたものと思われるが真偽は不明です。
滋賀にも多くの田がありますが、この棚田はどこで描いたものでしょうか。
途中で描くのをやめてしまったのか、これが完成なのか分からないですが、暖かみがあって良いなと思ったので残しておきます。
本人が50歳くらいでしょうか?自画像を描いていました。
これは30年以上前の1990年頃の船着場での作品ではないかと思います。年代ものの軽トラが良い感じです。
当時、私も同じ場所で絵を描いた記憶があります。
著者が当時師事していた先生に、500円玉をもらってドギマギしたことを覚えています。
田の水面に映る景色、石垣が良い味を出しているように感じられます。どこでしょうか?